おばあちゃんから私のまで、着物 (1)

プロローグ

 

 

私よりずーと先に、逝ってしもた増田知子さん、小野先生、

長いこと友達、やってくれてはる影山君、

それから、このプロジェクトを助けてくれはった

Mr.ANDY 

 

 

私は1955年、大阪で生まれた。10歳まで、東大阪(近鉄沿線、瓢箪山)に住んでた。

その後、奈良の新興住宅地、やっぱし近鉄沿線で学園前に引っ越しした。

私の父は普通のサラリーマン、母は主婦、かつてはお店も持っていた腕のええ仕立て屋さんやった。.

そして、おばあちゃんも奈良にやって来た。でも、あんまり寒かったから3年で淡路の叔母さんの所へ逃げてった。

 

小さいころは動物好きで将来獣医か生き物の飼育をするのが夢やった。

高校まで思てたけど、さぁ、大学を考えようという頃に、父が東京に出ることを許してくれへんかった。

すごい腹が立った。

近くの学校しかあかんと・・・・・そのせいばっかりやなかったんやけど・・・・・・・・・浪人、

その間、職業訓練所で経理の勉強、まったく性に会わんかったなぁ、

あかん、さぁ、次や!

 

 

父は絵を描き、母は洋裁をし、私は染織を選んだ、そんなもんやろ。

いろんな物を作るのが好き、ややこしいほどおもしろい。

私が洋裁が出来るようにと、あの手この手。

母さんの顔、つぶさんように 私、がんばったわ。

そんなことしながら、私の学校生活はうまいこと始まった。